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ルーペの下で:ジョージアンに関するすべてのことについて知っておくべきことすべて

Under the Loupe: Everything You Need To Know About All Things Georgian

新たな始まりに最適な時期であり、愛するLillicocoの読者の皆様にとっても非常にエキサイティングなニュースがあります!2021年の最新ブログシリーズ「Under the Loupe」が始まりました。

来年にかけて、ジュエリー業界内外で活躍する方々と率直な対話を行います。持続可能なジュエリーデザイナーから歴史家、専門家や愛好家まで、興味深くユニークな素晴らしい方々とお話しし、その対話を皆様と共有するのを楽しみにしています! 

最初の回では、All Things Georgianの共同創設者、サラ・マーデンにお話を伺います。All Things Georgianはジョージアン時代(1714-1837)に完全に特化したブログで、18世紀を愛する方々に素晴らしい宝物と魅力を提供しています。サラと彼女のパートナー、ジョアンはこの時代に関する5冊の素晴らしい書籍の著者でもあります。このブログでは、All Things Georgian、彼女の書籍、そしてもちろんジョージアンジュエリーについてお話しします。 

"こんにちはサラ、Lillicocoブログにご登場いただき光栄です!ご自身とAll Things Georgianブログについてご紹介ください!"

"ブログについてお話しする機会をいただき、誠にありがとうございます、 All Things Georgianです。私の専門は18[11] 世紀の歴史で、ブログは数年前に私の共同ホストであるジョアン・メジャーと始めました。私たちは 「スーパースルース」 他の人が見つけられないものを見つける才能があるようです。現在までに、 All Things Georgianジョージアン時代の生活のあらゆる側面を網羅し、貴族から殺人者、芸術からファッションまで、その間のすべてを扱い、今年もさらに多くの内容をお届けします。ブログは以下でご覧いただけます georgianera.wordpress.com"

「最初にジョージアン時代に惹かれたきっかけは何ですか?また、なぜブログを始めることにしたのですか?」

「私は常にジョージアン時代に魅了されてきたと思います。詩人ロード・バイロンの故郷であるノッティンガムシャーのニューステッド修道院から徒歩数分の場所で育ったのですから、そうならないはずがありません。ジョージアン時代は非常に長い期間をカバーしており、書くべき興味深い出来事や人物が数多くあります。」 

ノッティンガムシャー、ニューステッド修道院の西側の眺め。モーゼス・ウェブスター作、出典 - ノッティンガム市博物館・ギャラリー

「All Things Georgianを始めて以来、特に魅了された人物(実在または架空)はいますか?」

「偏見かもしれませんが、今でも私を魅了し続ける人物は、私たちの三冊目の本の主人公です、 ジョージアン時代の女性英雄」を書きました。最初の二冊と同様に、レイチェル・シャーロット・ウィリアムズ・ビッグス夫人の物語は真実であり、もし時間を遡れるなら、彼女にまだ多くの質問をしたいと思います。 

彼女は最も複雑な人物で、結婚はせず、自身をミセス・ビッグスと称していました。10代の頃は非常に苦しい時期で、誘拐され、強姦され、二度も人質に取られました。ついに捕らえられた者から逃れた後、彼女は自分を再創造し、革命後のフランスの生活について英国政府に報告する一種のスパイとなりました。また、ウィリアム・ウィルバーフォースなどの議員に国の運営に関する助言をすることも自ら引き受けました。これは当時ほとんど前例のないことでした。彼女がブリストルのプリチャード・ストリートに住んでいた時に、彼女は「遺言彼女の幼少期と誘拐についての詳細で辛辣な記録でした。この文書は、当時インドにいた彼女の最初の恋人、サー・デイヴィッド・オクターロニーに送られる運命にありました。 


クリフトン・アセンブリールームのクロークルーム、1817年頃、ロリンダ・シャープルズ、出典 - ブリストル博物館・美術館

シャーロットは、自分がそう呼ばれることを好み、リリココの本拠地であるブリストルのクリフトン地区に移り住み、忙しく政府宛てに多くの手紙を書き続けました。驚くべきことに、彼女の意見は評価されていました。その後、チェプストウ近くのバウウェルズに移り、ほぼ単独で1809年のジョージ3世の金婚式を組織しました。彼女は実際の居場所を秘密にするため、ブリストルの中央郵便局から手紙を発送していました。また、ロンドンに政府がフランスの将軍のための「安全な家」として使用していたと思われる不動産も所有していました。彼女の人生については今なお多くの謎が残っていますが、間違いなく謎めいた人物でした。

"以前に、ブログの調査では常に新しいまたはあまり知られていない情報を見つけることを目指しているとおっしゃっていましたが、これまでで最もお気に入りの発見は何ですか?" 

"ブログを立ち上げた当初、すべての記事に新しい情報、またはあまり知られていない内容を含めることを決意していました。" 

ジョージアナ・デヴォンシャー公爵夫人、約1783年 トーマス・ゲインズバラ作、出典 - ナショナル・ギャラリー・オブ・アート

常に人々の人生の空白をできるだけ埋めることを目指していますが、最も人気のある記事は間違いなく 5[11] デヴォンシャー公爵もし映画をご覧になっていれば、 公爵夫人当時のファッションアイコンであるジョージアナが、幼い子供を託され、将来公爵に息子を授ける練習として世話をするよう言われた場面を覚えているかもしれません。 

"映画を観た後、この子供が誰で、その後どうなったのか気になり始めました。明らかに私だけではなく、その好奇心は統計にも表れています。これはブログ記事の中で最も人気のあるものとなりました。"

"これらの事実を見つけるための調査プロセスはどのようなものですか?"

"それは非常に良い質問で、明確な答えがあるかはわかりません。ブログ記事は私の元に自然とやってきます。通常は全く別のことを調べている時に、偶然目に留まることが多いです。" 

"興味深いと思ったら、すぐにその主題や人物について既に書かれていることを調べ始めます。何も見つからない場合は、さらに調査する合図です。既知の情報をつなぎ合わせ、記録と照合し、さまざまな資料から追加情報を探して物語を構築します。しかし、時にはそれ以上の情報が見つからず、結局はお蔵入りになることもあります。"

"ブログでは、すでに公知の情報を繰り返すことは避けています。有名な人物で既に多く書かれている場合、彼らの人生に新たに重要な情報がない限り、既知の内容を再度取り上げる価値はあまりありません。"

"最近のブログ記事では、特定のジョージアン時代の絵画や画家の歴史を分析するとともに、絵画の主題についても考察されていますね。あなたのお気に入りのジョージアン絵画は何ですか?"

"お気に入りの絵画は特にありません。素晴らしい作品が多すぎて選べません!しかし、画家に関して言えば、トーマス・ゲインズバラの肖像画、特に18世紀の作品の大ファンです"[11] 世紀の女性たちとリチャード・コスウェイのミニアチュール」 

とはいえ、私は人物肖像に非常に惹かれ、絵の背後にいる人物、その人が誰でどんな人生を送ったのかを常に知りたいと思っています。最近出会った最も興味深い肖像画は、単に「ブラック・チャーリー」 そしてソーシャルメディアで、もし彼についてもっと知ることができる人がいるとすれば、それは私だと言われました。もちろん、説得されることなく、私は比喩的な「「ラビットホール」 そして最終的に再浮上し、興味深い答えが得られました。」

ブラック・チャーリー、1823年頃、ジョン・デンプシー、出典 - オーストラリア国立肖像画ギャラリー 2017年展覧会「デンプシーズ・ピープル」

「また、あなたの2015年の記事ジョージアン・ブリングも拝見しました! ジョージアンのジュエリーを今日どのようにスタイリングまたは着用しますか?」

「今日では18世紀の輝きに匹敵するものを見つけるのは難しいと思います[11] 世紀の女性たちは、指輪、ブローチ、髪飾り、ブレスレット、チャテレーンなど、複数のジュエリーを一度に身に着けることが流行しており、この画像はその究極の輝きを示す好例です。

テシェン公爵夫人マリー・クリスティーヌ、約1765年 マーティン・ヴァン・マイテン、出典 - Wikimedia Commons 

私はジョージアンのブローチが大好きで、シンプルなジャケットをよく着ます。ですから、あなたが素敵なジョージアンのブローチをいくつか持っているのに気づかずにはいられませんでした。それらはシンプルな暗色のジャケットを引き立てるのに本当に素晴らしいでしょう。

私のもう一つの情熱はやや陰鬱なもので、喪章ジュエリーに魅了されています。これらは身に着けると非常に興味深い会話のきっかけになります。しかし、好奇心旺盛な私は、その作品の歴史、つまり誰が所有し誰から贈られたのか、すなわちその由来についてもっと知りたいと思います。

例えば、あなたのウェブサイトで美しい15カラットゴールドの 喪章指輪裏面に刻まれている「ジョセフ・セガー 1821年5月4日に80歳で亡くなりました。少し調査すると、ジョセフ・セガー氏は1821年5月11日にセント・パンクラス教区礼拝堂に埋葬されたことがわかります。彼は1770年に結婚した未亡人エリザベスを残しました。彼女は彼の2番目の妻で、その時21歳未満でした。彼の遺言は、亡くなるわずか2か月前に書き直され、ニューヨークに移住した子供を含む6人の子供たちに配慮することを望んでいました。遺言には指輪の記述もありますが、それが問題の指輪であったのか、あるいはよくあるように彼の記憶のために指輪を購入するための資金を残したのかはわかりません。このように、小さな物からでも少しの調査で誰かの人生について学べることがわかります。

Rare Georgian 15ct Gold Mourning Ring, c.1821, Source - Lillicoco

 

「ブログを始めてからかなりの数の本を出版されていますが、なぜブログから離れて文学的かつ伝記的な形式で物語を出版・記録しようと思われたのですか?」

ブログは純粋に偶然に生まれました。私たちは最初の本となるもののために調査をしていました。 An Infamous Mistress18世紀のコーテサン、グレース・ダルリンプル・エリオットの伝記であり、同時に私たちの2冊目の本です。 A Right Royal Scandal: Two Marriages That Changed History単独でも成立しますが、グレースの物語の続編であり、次の世代を辿り、ロマニーの少女と現女王との王室のつながりを探ります。 

Source - All Things Georgian

私たちはすぐに、本に使うには情報が多すぎることに気づきましたが、無駄にしたくありませんでした。そこでブログを作ることにしました。最初は未使用だが興味深い情報の断片を保存する場所であり、また一人か二人の人にとって興味があれば、インターネット上で誰でも無料で読める場所にしようというものでした。 

しかし、情報に対する本物の関心があることにすぐ気づき、内容を整理し視覚的なプレゼンテーションを改善し、定期的に情報を共有する日程を設け始めました。これまでに約150万回のアクセスを得ています。 

ブログを始めて間もなく、Pen and Sword Booksから当時部分的に執筆していたグレース・ダルリンプル・エリオットに関する本の出版の申し出を受けました。どうして断れましょうか?私たちはその提案に飛びつきました!その後、さらに契約を結ぶにつれて、まるでジェットコースターのような展開になりました。加えて、本を書きながらもブログの投稿を続けており、読者からはブログのような形式で本を書いてはどうかという提案がありました。そこで同じフォーマットで本を書くことに決め、出版社のおかげで100点以上の光沢のあるイラストも収録することができました。 

その後、私たちの5冊目の本が続きました。これは数年間研究してきたもので、ついに出版の時期が来たと合意し、近日中に発売予定です— A History of the Dukes of Bolton』は、1600年から1815年までのボルトン公爵家の生活と彼らの英国史における役割を描いています。"

"あなたのお気に入りのジョージアン作家は誰ですか?"

"特に一人というわけではありませんが、私はフィクションよりも事実を読む方が好きです。ですので、特にお気に入りでありながらも残念ながらあまり知られていないのはHelen Maria Williamsで、特に彼女の『Letters Written in France’。彼女の革命期フランスに関する記述は非常に興味深いです。もし架空の作家を選ぶなら、おそらくGeorgette Heyerでしょう。彼女は強いキャラクターを描きましたが、文学的なスタイルは非常にロマンチックでした。"

Helen Maria Williams、約1780-1800年、出典 - 大英博物館


"ブログを始めてからの究極の“信じられない”瞬間は何でしたか?"

"私にとっては、書籍契約にサインしたことですね。私たちは少なくとも一冊は本を書きたいと思っていましたが、多くの作家と同様に、それが実現するとは思っていませんでしたし、ましてや五冊も書くとは思っていませんでした。また、自分たちの仕事について講演を依頼されることも素晴らしく、どちらも予想していなかったことです。これまでの『信じられない』瞬間は、スタンフォード・ジョージアンフェスティバルに参加を依頼されたことです。これは私たちがずっと訪れたいと思っていたイベントでしたが、以前は訪問者としてだけ考えており、出演者としては考えていませんでした。"

"そして最後に、私たちのLillicocoジョージアンジュエリーコレクションの中であなたのお気に入りの作品は何か、ぜひ教えてください。"

"それは本当に難しい質問ですね。素敵な作品がたくさんありますが、私の一番のお気に入りは間違いなく"Bagues Au Firmament"ダイヤモンドリング、青は私の好きな色であり、それは最も美しい青の色合いですし、ダイヤモンドにノーと言える人はいないでしょう—なんて印象的な一品でしょう!"

Georgian Bagues Au Firmament ダイヤモンドリング、出典 - Lillicoco

この素敵なブログ記事をお読みいただきありがとうございます。特にSarahには、お時間を割いてAll Things Georgianについてお話しいただき、心より感謝申し上げます(言葉遊びはご容赦ください)。 

All Things Georgianの書籍情報はこちらをご覧いただけます!

また、ジョージアンジュエリーの閲覧にご興味をお持ちいただけましたら、こちらの現在のジョージアンジュエリー作品をご覧ください!

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